ENDWALKER リリースから1年経過
2021年12月7日
この日、FF14の拡張パッケージであるパッチ6.0 暁月のフィナーレ(ENDWALKER)が正式リリースされました。
リリースから今日で、1年が経ちました。
私がFF14漬けの生活になったのはもう3年も前からになりますが、このゲームを開始してから拡張パッケージのリリースを初めて経験したということで、パッチ6.0リリースから今日までのことはこれまでの人生を振り返っても、特に鮮明に記憶に残っています。
そういうこともあって、私にとってこの日は特別な日でもあります。
こういうことは個人的に大切にしたいと思っていて、リリース1周年を噛み締めつつ、記念にブログでも書こうと思い至りました。
記念と言いつつ、内容は自分の過ちについて語る記事になりそうです。
というのも、以前の記事で少し触れた絶竜詩戦争の固定PTを解散したことが相当堪えていまして・・・。
でも、それによって方向転換したこともあるので、今回の記事は固定PTの解散から今に至ることを振り返るようにしたいと思います。
訥々と自分語りをしていきます。
初めて経験する挫折
拡張パッケージのリリースでは、レベルキャップの開放に伴うジョブアクションの進化や、実際にジョブアクションを存分に振るう場として、高難易度コンテンツの実装が大きく注目されます。
パッチ6.0~6.4を通して実装される新レイドコンテンツ"万魔殿パンデモニウム零式"は、ギミックをこなしながらジョブアクション(スキル回し)を効率よく使い、時間切れまでにボスを倒すという、バトラーに人気のコンテンツです。
パッチ6.0までの間、当時のレイドである"希望の園・エデン零式"や、絶シリーズの攻略のために固定PTを組んで挑んでいました。
パッチ6.0以降も、上述のパンデモニウム零式で固定PTを組んで攻略し、固定PTのリーダーとして様々な苦労を感じながらも無事レイドの攻略・周回を終えることができました。
ゴールデンウィーク直前にリリースされたパッチ6.11の目玉コンテンツである絶竜詩戦争も、パンデモニウム零式の固定から続投していただけるメンバーと、絶攻略のために募集したメンバーと共に、固定PTを組んで攻略に臨みました。
活動期間は絶のリリースから1、2ヶ月以内のクリアを目標に、毎日活動するというもの。
絶シリーズは最難関コンテンツであり、その最新版である絶竜詩戦争は過去最高難易度。
実装初日から攻略を開始したため、満足な攻略情報を得られないこともあって非常に苦戦しました。
レイドレースに挑むチームたちが公開してくれる解説動画を参考にしながら挑むも、毎日の活動となると、活動開始時刻までにその動画を頭に入れるというのは時間的にも厳しく、コンテンツのバトルも中盤に差し掛かる直前のギミックで私が何度もミスをしてしまうようになりました。
原因は予習が追いつかないことによる練度不足でした。
ここで初めて、挫折を味わうようになります。
これまでのコンテンツでも、私のミスで全滅して最初からやり直すことになることがたくさんありましたが、それでも今回は群を抜いて私のミスが多い。
絶シリーズは特に1人のミスが全滅を招くことになるため、ミスしたらどうしようという恐怖心から集中力が乱れ、またもやミスを誘発してしまいます。
クリア目標は1、2ヶ月としているものの、このままでは到底間に合わない可能性もあって、これまで固定活動を共にしていたフレンドも業を煮やし、「どうせクリアできないから固定PTを抜けたい」と言われてしまいました。
自分がミスの原因ではありましたが、この言葉にはかなり堪えました・・・w
スムーズな固定活動を実施するために、メンバーの募集要項には「原則途中離脱禁止」と謳っていたため、抜けたいと言われても理由がつかないので、固定PTを解散したくはありませんでした。
しかしフレンドは、継続する意志はない様子。
非常に誠意のないことですが、悩みに悩んで、他の固定メンバーの皆さんに固定PTを解散したいことを告げました。
でも、その理由を正直に伝えることができず、皆さんに納得してもらう説明ができないまま、半ば強引に固定PTを解散しました。
フレンドが抜けたいと思った理由が私のミスの多さということもあったので、フレンドが抜けた枠を誰かを募集して埋めたとしても、私のミスが続くのであれば残るメンバーだってストレスを抱えてしまうことになると思いました。
続投するか、解散するか。そんなことを考えているうちに、ネガティブな思考に陥ってしまい、結局は解散する道を選んでしまいました。
他のメンバーはそれぞれ解散せず、自分たちのフレンドから絶竜詩戦争に興味がある人を誘い合って、私とフレンドが抜けた穴を埋めて攻略を再開したようでした。無事にクリアした様子をツイッターを通して知ることができたので、全て台無しにならなくてよかったなとは思っています。
しかし、私が固定PTを解散していなければ本来一緒に攻略していた時間帯に、私がログインして他のコンテンツに行っていることを元メンバーはどう思うか?ということを考えてしまい、固定PTを解散したあとも気分が晴れることはありませんでした。
遊びたいのに、後ろめたい。このジレンマにずいぶんと苦しめられました。
悩んだ末に、サブキャラクターという選択肢を取る
大好きなゲームなのに、遊ぶのが後ろめたい。それは、フレンドリストに登録されている場合、ログイン状況やキャラクターがいるロケーションを知られてしまうからでした。
FF14はなぜかログイン状態を隠すということができないうえに、フレンドリストは自分のリストから対象のフレンドを削除しても、相手側には自分のフレンド情報が残り続けます。ツイッターのように"ブロ解"機能がないので、フレンドリスト削除機能も効果がありません。
客観的に見れば、もう済んだことなので自由にすればよいとも思っていたのですが、どうしても疑心暗鬼になってしまうんですよね。
大好きなゲームだからこれからも遊びたい。そして大事に育ててきたキャラクターだから愛着もある。
でも、これまで獲得してきたアチーブメントは、結局のところやり直せばもう一度獲得することができます。
また、このゲームは課金して強い装備を買うという設計は一切ないので、パッチの進行度さえ追いつけばメインキャラであろうがサブキャラであろうが、強さに違いは出ません。
じゃあ、サブキャラ作るか!と思い立ち、サブキャラの運用を始めることに。
しかし、新しく生まれ変わるんであれば、アカウントごと生まれ変わりたいと考えました。
というのも、私はなんでも名前を決めるときに、自分なりに意味を持った名前をつけたり、キャラクタークリエイトをするときはコンセプトを持ってクリエイトすることが好きなのですが、当時FF14を始めることに気が急いているあまり、アカウントIDをいい加減なIDにしていました。
ゲームの起動や、モグステーション、ロードストーンという自分専用のサイトにログインするときだけに入力するIDで、ゲーム内でも他人にそのIDが公開されたり見られることは一切ないものの、自己満足の観点ではあまり好みではないというか、とにかく気に入っていませんでした。
固定PTを解散してから長いことモヤモヤとした気持ちを抱いていたのですが、思い立ったが吉日。頭をつかってあーでもないこーでもないとアカウントIDやキャラクター名を一から考え直し、ようやく納得できるIDを作成して、先月再スタートを切ることができました。
メインアカウントに対し、心残りが全く無いと言うと嘘になりますが、それでも再スタートを切れたことで固定PT解散当時よりも遥かに気分がスッキリしています。
サブアカウントの進捗ですが、ストーリーの進行度は追いつきました。装備もパッチ6.2の最終装備を揃えるために、野良でパンデモニウム零式:煉獄編を消化しています。
装備面ではもう間もなくメインキャラクターに追いつくのですが、一部追加課金サービスがメインアカウント側に紐づいているものがあるので、それをサブアカウント側へ付け替えをしないといけないなぁと思っています。
追加リテイナー契約といって、いわゆるアイテム倉庫拡張機能が有料サービスであるのですが、メインアカウント側にそれを5人ほど追加しています。
自給自足をモットーにギャザクラの素材を集めていたので、それらの素材を大量にリテイナーに預けていて、その他戦闘コンテンツから入手できるアイテム等を合わせると、到底無料で雇用できるリテイナー2名ではまかないきれなくなってしまいました。
メインからサブへ移行するためにも、メイン側でアイテムの断捨離をして、追加リテイナーに預けているアイテムを空にできるようにしないといけないのが目下最大の課題です。
それさえ済めば、晴れてアカウントの移行が完了します。
メインアカウントがサブに、サブアカウントがメインになります。
今後の10年を楽しむ
FF14は今年、パッチ2.0の正式リリースから9周年を迎えました。
私が過去にプレイしていたどこぞのオンラインゲームも12年運営したのですから、それに並ぶくらいの実績です。
今年の2月に行われたプロデューサーレターライブ(PLL)にて、次の10年を見据えた開発指針なるものが発表されました。
パッチ2.0がリリースされる前の、旧FF14時代から含めると10年以上運営されているゲームですが、さらにこの先10年の運営を企画されています。
FF14はもはや私にとって"生活"であり、リアルの世界よりもこのゲームの世界にいる方が落ち着くくらいです。
「たかが」ゲームで挫折とか・・・とお思いでしょうが、「されど」ゲームでもあります。
固定PT解散の経緯は完全に自分の落ち度であり汚点ですが、心機一転、挫折地点に線を引き直して、新たなスタートラインに立ちました。
今後10年の運営が企画されているのなら、こんなところで立ち止まっているわけにはいきません。
まだまだ楽しむためにも、問題は1つずつ解決していけばいい。
もう二度とあのような失敗はごめんですが、そうならないよう頑張っていきたいですね。
ENDWALKERのリリースから、あっという間の1年でした。来年の今頃は、パッチ7.0の拡張に向けた情報が出回っている頃でしょう。
暁月のフィナーレというタイトルどおり、パッチ6.0はこれまでのFF14のストーリーが一段落しました。そして私も、挫折して落ち込むのはもうこれで終焉。冒険はこれからも続けていきます。